3歳からの粘土遊びは楽しくて賢い子を育てる
長い長い自粛生活で、毎日向き合うお子さんたちと どう過ごしてよいか悩んでいるという方は多いと思います。
私自身は、子供と接する仕事をしている関係で、親御さんから勉強ばかりはできないし、かといってだらけている姿は見たくないという声をよく聞きます。
最近では、本を読まないお子さんが増えたので、休みが長くても本を読む習慣がないから、読もうとしない
遊びは、ゲームとネットだけ・・・ 👈 これでは心配ですよね。
では、子供ができる楽しくできて、頭もよくなることって何なのか?
その答えの一つが、ブロックや粘土のような創作的遊びだと思います。
中でも粘土は、指の力が弱い子にも楽しめる創作活動なので、3歳過ぎたらおすすめの遊びです。
また、断捨離がはやる時代にもマッチした素材で
ブロック類に比べると、片づけたときに場所を取りませんし、ある程度楽しんだら捨ててもいいいから、後腐れなし!!
子供のころに、紙粘土がべたべた手について不愉快だった経験のある方もいると思いますが、カラフルな小麦粉粘土では質感が進化していて、すごく柔らかいし、手にくっつかず扱いやすくなっています。
そうなんです。
以前と比べると、大変質が良くなっていて、色もきれい
子供の心を揺さぶる商品がいろいろ出ていますので、この機会に試してみてはいかがでしょうか
3歳過ぎたら粘土遊びのねらいとは
粘土を自分の力で作って楽しめる年齢は、3歳ごろからと言われています。
でも、幼い子供が粘土を楽しむには、指先の器用さも関係してきますし
保育園などで何度も遊んできた子は、自宅でも抵抗なく遊べても、未体験の子には難しいかもしれませんので、親と一緒に遊ぶというのも含めて、与え時は3歳過ぎ頃かなぁと思います
粘土遊びで育つ力としては、
・手先を器用にする こねたり丸めたり、小さなパーツを作ったりする過程で指先の器用さを学べます。指先の器用さは、文字を書いたり、お片づけをしたりする行動すべての早さにつながるので、就学時のお子さんを助けます。
・集中力を高める 何かを作って完成させようとしているときの子供の表情は必見です!粘土なら、身近なお料理も簡単に再現できるから、目標に向かって頑張れるし、何度も壊して作り直せるから、集中力が付きます。
・色彩感覚を育てる カラフルな色付き粘土を使えば、色鮮やかな作品を作ることができて、色の感覚を学べますし、黄+青=緑のように、混ぜ合わせてできる色の不思議を実体験することで、科学的な興味も育てます。
・段取りを考える力が付く 粘土で作品を完成させるには、いくつもの工程が必要です。パーツを積み上げたり、あとから付け足したりする中で、より効率よく学習するために欠かせない計画的な発想が身に付きます。
・コミュニケーション能力を養う 3歳から粘土とは申しましたが、完全に一人でできるとは申せません。足りないところを親子で作っていくことで、より満足感がある作品が作れ、遊ぶ中で会話が生まれ、親子のきずなも深まります。
・自由な発想をはぐくむ 2029年に人工知能AIが人間に波の知能を身に着け、2045年には人がしていた仕事の多くをAIがやることになるというシンギュラリティという提案をご存じでしょうか?単に暗記するだけの勉強は役に立たない時代がそこまで来ています。大切なのは、自由な発想を幼いうちからはぐくむ訓練をしておくこと。その入口として最適なのが、粘土です。
3歳からの粘土遊びに必要な道具とは
最近の粘土おもちゃはとてもよくできていて、下のようなセット物で購入すれば、型抜きまでついています。
[itemlink post_id=”244″]
でも、現実には、3歳程度だと まだうまく型抜きを扱えないことが多いです。
使うとすれば、粘土のほかに必要なのは、カットする楽しさを楽しめるヘラ程度ではないでしょうか。
ただ、型抜きがあれば、初めは遊べなくても、ある日突然上手にできるようになって、子供が大喜びで遊び始めるということはよくあるので
お子さんが今 興味を持っている形に添って、1セットくらいは食べ物や乗り物、動物などから選んで買っておくといいですよ。
逆に必要なもの、それが多めの粘土です。
[itemlink post_id=”245″]
プレートなどを買う時には、一緒に追加の粘土も購入するのをお勧めします。
その際に、上のようにケースがついているものがおすすめです
というのも、そのままの状態で放置するとあっという間に硬くなり再利用はできないからです。
[itemlink post_id=”246″]
逆に、親子でよいものを作り、飾ったりおままごとに使うという考えなら、ケースは不要なので、上のような粘土だけのもので事足ります。
色を混ぜて作る楽しさも味あわせてあげたければ、少ない色数のものがおすすめ
たくさんの色を与えても、幼い子は使いこなせませんので、最低4色があればどんな色を作り出せます。
[itemlink post_id=”247″]
きれいな色の粘土は、色彩感覚も養ってくれますが、色粘土はくっついたところが色移りしますので、作って戻すか、そのまま飾るかは好みの分かれるところだと思います。
粘土遊びとアレルギーについて
カラフルな粘土は、小麦粉粘土が多いと思います。でも、小麦はアレルギーがあるから気になるという方もいらっしゃることでしょう。
市販品の場合は、すでに練ってある状態ですので、影響が大きい粉を吸い込んだりするような心配はありません。
その点では、小麦アレルギーの傾向がなければ、使ってみていいと思います
ただ、かきむしりやケガ、そして冬場は、ひびやしもやけなどの手の表面に傷や荒れがある手で使用すると、皮膚のバリアーの内側に小麦の成分が触れることになるため影響がある場合も
また
小麦ではなく、着色料がだめなお子さんもいるため、実際には使ってみてどうかを判断するのが一番だと思います。
そして、
もしも合わなければ、どうなるかというと、遊び始めてしばらくすると、手指が赤くなったり、ポリポリかいたりすることが始まります
また、粘土を触った手で顔や首などをかいた時に、そこが赤くなったり(粘土の赤かどうかは見てくださいね)、小さな発疹が出るときもあります。
そこで
ご心配なら、初めは白い粘土だけを使わて、着色料がだめなのか小麦がためなのかを様子を見ます。
そのあとで、色付きも与えて、遊んでいて大丈夫かを確認します。
幼い子はかゆいという言葉を使いませんので、様子をしっかり見ながら遊ぶといいと思います。
危ないから小麦アレルギーではないと思うけど使わない
…という選択をするのもありですが、少し大きくなったときに、園や小学校で何気なく触れたもので反応して大変な事態になるよりも、3歳過ぎに少しだけ試してみるのはありだと思います。
また、小麦は使えないとわかっている場合は、下のような粘土もあるので、こちらで楽しむのもありですね。
[itemlink post_id=”249″]
3歳からの粘土遊びは知能の発育を促し、手指を器用にするからおすすめ
これまで書きましたように、幼いお子さんの粘土遊びではたくさんの良いことがあります。
ここでご紹介した大手メーカーの製品なら、どのメーカーの商品も、口に入れても安全な対策が取られているので、安心安全です
逆に、気を付けたいのが、100均などで手に入る粘土です。
日本で販売されているおもちゃには、安全性を表すSTマークが付けられていますが、100均販売の商品にはそのような検査システムはありません
時には粗悪な材料が使われていたり、日本では安全性が確認されていない添加物も入っている場合があるので
幼いお子さんに与えるなら、まずは安心して使える素材のものを
粘土遊びで親子のきずなも深めてくださいね。
[itemlink post_id=”250″]
ねんDOの材料は、塩と小麦粉だけ!安全性も幼児のためには大切な要因です。
今回の記事が、お役に立てたらうれしいです。おいしいお話だなと思っていただけたら、FacebookやTwitterなどのSNSでシェア頂けると励みになります。