ルイボスティーは、南アフリカ共和国の高地で栽培されるルイボスの木から作られます。
高い標高と高温、酸性で乾燥したその土地は、昼夜の寒暖差が30度以上もあり、一般的な植物の生育には厳しすぎる環境です。
そんな過酷な場所で育つ植物だからこそ、そこで生き延びるための様々な成分が蓄えられており、現地では昔から薬草として珍重されてきました。
もちろん、日本にも古来から薬草として、クマザサ、ハト麦、ドクダミなどのような植物が、健康茶として愛飲されてきました。
昔から愛されてきた健康茶には理由があり、安全性も高くて安心して飲めるものが多いです。
でも
ルイボスティーは、過酷な環境で育つために、含まれる成分の素晴らしさは断トツです。
期待される効能などを読むと、あまりに多岐にわたっているため、いろいろ飲むより、ルイボスティだけでよいのでは?
・・・と思ってしまうほどです。
ノンカフェインだから、妊婦さんも赤ちゃんも飲めて、美容対策としても優秀な成分を含むルイボスティー
どんな効果が期待されているのかについて、ここからご紹介しますね。
美容と健康を目指す方のアンチエイジングのために、ルイボスティー
美容の大敵としてよく耳にするのが、活性酸素です。
アンチエイジングに関心が高い方は、一度は耳にしたことがあるこの活性酸素は、紫外線のような刺激によって作られ、
シミ・しわ・たるみなどの原因になるとされています。
また皮膚がんと活性酸素も密接なつながりがあるとされます。
また、
活性酸素によってダメージを受けるのは、お肌だけではありません。
血管や臓器も活性酸素の影響を受けて弱ってしまうので、「疲れやすい」に始まる漠然とした不調を感じている方もいらっしゃるかも
強烈な日差し、紫外線の中で育つルイボスの木には、紫外線から身を守るために活性酸素を消去する能力が備わっているといわれます。
ルイボスティーを飲むことで、活性酸素の除去を計れば、美容はもちろんのこと、体全体の健康にも良い影響が期待されます。
アレルギー改善を目指す方のために、ルイボスティー
我が家でルイボスティーを飲むきっかけになったのが、まさにアレルギー改善目的でした。
ルイボスティはノンカフェインですので、幼い子供が飲むことができるため、アレルギーの改善を目的にルイボスティを飲んでいました。
子供のアトピーでつらいのは、かゆみです。
子供は力の加減ができないので、かゆければバリバリと体をかきむしり、皮膚をかき壊してしまうので、症状が悪化してしまいます。
このかゆみの元がヒスタミンなのですが、ルイボスティに多く含まれる「ケルセチン」と「ルテオリン」には、ヒスタミンを抑制する作用があります。
ルイボスティーには苦みや渋みがなく、あっさりした味わわいですので、幼い子も喜んで飲んでくれますよ。
ルイボステイーを幼い子供に利用する場合に気を付けたいこと
ルイボステイーはノンカフェインですので、妊婦さんも赤ちゃんも飲めるお茶です。
ただ、どんなに効能が優れているといっても、効能があるからこそ、飲ませ方が過ぎるとよくない場合もあります。
特に、1歳未満の赤ちゃんは内臓の機能が未熟ですので、ご用心!
健康茶だからといきなりたくさん飲ませたり、
アトピーが良くなるかもと、濃い目に煮出して飲ませたりは絶対良くないですよ。
赤ちゃんも、幼児さんも、かゆいとか痛いとかうまく言葉で伝えられません。
だからこそ慎重に、初めは薄めたルイボステイーを少しだけ飲ませて様子を見てください。
吐いたり、しばらくして泣き出したり、下痢したりという目に見える症状がないのを確認してから
それでも、薄めのものを飲ませるくらいがちょうどよいと思います。
また、上のような口コミを見ると、いろいろ試してみたくなると思いますが
お風呂にルイボスティーを入れたり、塗りつけたりする場合も同様です。
お子さんに合うかどうかは試してみるまでわからないので、
薄目に湿疹がないところにつけて、何も問題が起こらないかをまず確認します。
治してあげたい親心が裏目に出てしまわないよう、どうぞ幼いお子さんには慎重にお使いください。
血糖値、高血圧の改善を目指す方のために、ルイボスティー
近年、ルイボスティー独特のフラボノイドとして、アスパラチンが発見されました。
このアスパラチンには食後の糖の上昇を抑え、弱った肝臓の働きを正常化させてくれる働きがあることがわかってきました。
また、血液の流れをスムーズにしたり、血圧降下の作用も持つルチンと、血管を丈夫にしてくれる成分Tie2を活性化させる作用を含んでいますので、血管周りのトラブルにも作用します。
高血糖や高血圧が恐ろしいのは、長い人生の中で交換することができない血管というパイプが、経年劣化で柔軟性を失ってボロボロになり、本来の役目を果たせなかったり、時には破裂して命取りになったりすることです。
毛細血管の働きを強化するルチンを含むルイボスティを飲むことで、自覚症状がないこれらの病気のリスクを減らすことができます。
健康のために飲むのだから、ルイボスティーは安さで選ばないことが大切です
ルイボスティーの値段には、ピンからキリまであります。
どんな商品を選べばよいのかについて少し載せますね。
ルイボスティーには、グリーンルイボスティーとレッドルイボスティーがあります
ルイボスティーの値段の違いは、未発酵のグリーンかレッドかによってまずは分かれます。
ルイボスは、発酵しやすい植物のひとつといわれているので、発酵しないよう管理するのに手間がかかり、発酵していないグリーンルイボスティーの方が高価になります。
味は、グリーンがさっぱりしていて、やや野草茶のような青臭さの漂う香りなのに対して
レッドは、濃厚な味と香りで、よりおいしくいただけるから、一般的にルイボスティーと言えば、こちらのレッドの味や香りが好まれています。
グリーンルイボスティーには、抗酸化作用のあるフラボノイドがレッドの10倍含まれているとされますが、
お値段や味で、毎日飲む嗜好品として選ばれているのは、発酵したレッドが大半だと思います。
健康のために飲むのですから、有機栽培で品質ランクが高いレッドを選べば、おいしく飲めて安心です。
飲むのなら化学肥料や農薬を一切使用していないオーガニックのルイボスティーを
美容と健康のために様々な良い作用を持つルイボスティーですが、栽培地は限られていますので、全て南アフリカという海外からの輸入品です
そのため、製造や運搬に配慮がある製品を選ぶことが大切で、ここは譲れないと思います。
野菜もそうですが、葉に虫が付いた野菜を買わない人が多いため、葉物の野菜にはしっかりと農薬がかけられて育てられます。
すると、収穫時期によっては農薬が残ったままの状態で出荷されてしまうことも。
雨が少ない乾燥した土地で育つルイボスの木にかけた農薬は、容易には落とせないことでしょう。
有機栽培を目印に購入することをお勧めします。
また、輸入時の品質管理についても書かれているメーカーのルイボスティなら、さらに安心です。
というのも、日本へと茶葉が輸入されるときに、通常は船便で時間をかけて送られてくるからです。
高温多湿のコンテナの中で長時間過ごす茶葉は、管理が悪いとかびたり最近に汚染されることも考えられます。
こだわれば茶葉の価格は上がりますが、健康や美容のために飲むのがルイボスティですから、確かな商品を選んでほしいなと思います。
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