花粉の季節ですので、目薬をさしてもさしても、ずっと目がかゆくてたまりません。
すでにかゆみが増しているときにさす目薬って、もうこじらせているから効きにくいですし
何より、目の中にかゆみの原因の花粉が残っていたら、いくら目薬を差してもやっぱりかゆいのは当たり前です。
そこで、キャップに注いだ液体で、目を直接洗う洗眼薬を試してみました。
これが、本当にすっきりして気持ちよかったんです。
ずっとかゆくて我慢が辛かった花粉症によるかゆみも軽減できるだけでなく、並行して起こりやすいドライアイも解消できて、目のしょぼしょぼも楽になる。
使ってみたら、いいことづくめだった洗眼薬の魅力を今回はご紹介します。
洗眼薬を使うと花粉でつらい目のかゆみが楽になりました
花粉症による目のかゆみには、点眼薬が基本なのですが、これは、朝昼晩、寝る前などに、定期的にさして予防することで効果を上げてくれるお薬です。
でも実際には、定期的にさす方よりも、かゆくなってから目薬をさす方が多くて、
という方も多いと思います。
そんなときに試してみて欲しいのが、洗眼薬です。
CMでもおなじみで有名なのは、小林製薬の【第3類医薬品】アイボンAL ですが、ロートの洗眼薬は、洗うカップに特長があって魅力的ですので、今回は、ロート製品でご紹介したいと思います。
柔らかなアイカップで、漏れなし!下向きでもしっかり洗えます
洗眼薬製品には、わざわざ花粉症対策と書かれているものと、
コンタクト後のうるおいや雑菌予防で目を洗うためのものの両方が販売されていますが
今回は、後者製品のロートうるおい洗眼薬です。
その一番の特長は、ぷにぷにした柔らかいアイカップです。
シリコン製みたいで、手でプニプニつぶしてから目にあてがうと、ぴたっとくっつきます。
そのままモミモミするだけで、カップの中に対流ができて目をシャカシャカ洗ってくれます。
私はビビりなので、目をパチパチするのが苦手なのですが、勝手に水流が起こるので、ちゃんと洗ってもらえた感覚がありました。
また、全く水が漏れないので、上向きでも、下向きでも、お好きな向きで目を洗うことができます。
洗眼薬で目を洗った後の目のかゆみやドライアイはどう変わったか
もう2日ほどかゆくて目薬ばかりさしていました。でも、かゆい ( ノД`)シクシク…
そこで、まずは違いを見るために片目だけを洗眼薬で洗ってみました。
水洗いとは異なり、全くしみないので、とっても快適です。
また、角膜保護成分も配合されているからか、洗った直後に一気に楽になったのがドライアイです。
花粉でかゆいだけでなく、しょぼしょぼしていてドライアイを起こしていた眼が潤って、気持ちいいったらありゃしない!!
いやもう別世界です。
でも、少しかゆみは収まったものの、まだかゆい感じはちょっと残っていました。
でも、左右の目の快適度はかなり違っていて、片方を洗うだけでも、かゆい感覚はずいぶんと抑えられました。
その後、1時間ほど待ってから、もう片方の目も洗いましたが、若干まだかゆみが残ったので、目薬をさしたら
ぴたり!
今度は、目薬がものすごく効きました。
そこからは、目が全然かゆくなくて、とっても快適です!! (*´艸`*)
洗眼薬で一度洗い流すことは、花粉症対策として大変有効で、おすすめですので、目のかゆみが辛い方は試してみてください。
ちなみに、洗眼薬ではなく水道水で洗えば同じではないかという方もいると思います。
でも、目に染みて違和感があるだけでなく、
涙の中の有効成分が流れ出してしまい、よけいにドライアイなどが加速することもあるそうですよ。
目のかゆみには、水ではなく、専用の洗眼薬!
目に優しく、かゆみもドライアイにも有効でした。
洗眼薬を使う時の注意事項5つ
そんな洗眼薬ですが、アイカップを使って洗う洗眼には、注意点もあります。
その① 目の周りの汚れを落としてから使うこと
花粉や肌汚れ、アイラインやアイカラーなど、まぶたやまつ毛に付着している汚れを落としてから使いましょう。
そのまま使うと、コスメなどが流れ出した液で目を洗うことになり、かえってよくないですよ。
その② 片目を洗った液は捨て、カップを洗ってから再度新しい液で洗うこと
使いまわすことで、汚れや眼病、ばい菌を、反対の目につけてしまうことになりかねません。
その③ 家族とカップを共有しない
水洗いだけでは、カップを完全に除菌することはできないので、コロナを含む眼病がウツルことを避けるためにも、共用はダメです。目薬も同じです。
その④ 使用ごとにカップを洗い、自然乾燥、またはふき取って清潔に管理すること
水分が残っていると、雑菌が繁殖しやすくなります。水溶液には防腐剤が入っていないので、しっかりと乾燥させてください。
その⑤ 防腐剤フリーの商品を選ぶこと。
デリケートな目に、防腐剤添加の商品を使わないために、念のためにパッケージを確認してみてください。
洗眼薬を使ったら、目のかゆみもドライアイも楽になったことのまとめです
目のかゆみには目薬を利用する方が多いと思います。
その際に、洗眼薬と併用することで、目のかゆみやドライアイはずっと効果的に改善できることがわかりました。
ただし、
目に直接液が触れるわけなので、使用するカップを清潔に保ったり、目の周りの汚れやコスメを落としてから使うことをお勧めします。
洗眼薬は、いろんなメーカーからたくさんの商品が出ていますが、アイカップに弾力性があって、洗眼薬初心者さんにも使いやすいロート製薬の製品が使いやすいので、おススメします。
花粉症専用の製品もありますが、実際に比較してみると、一般的な製品にもかゆみを抑える成分や炎症を抑える成分が配合されていました
そこで、目薬と併用されるなら、目に薬を使い過ぎないために、一般的なタイプを選ぶのもよいかもしれません。
最後に、代表的な製品を載せますので、参考になさっていただけたらと思います。
一番人気の洗眼薬は、アイボンの花粉対応商品ですが、クールな刺激が苦手な方は、ロートのビタフラッシュがおススメです