庭や畑にフンをされたり、車のタイヤにおしっこをかけられたりと、長年、近所の放し飼い猫の害に悩まされてきました。
しかも、一度被害にあうと、同じところに何度も繰り返されて、見つけるたびに本当に腹が立ちますね。
猫のフン害を減らすために、やってみて効果があったことを載せたいと思います。
猫のフン害に対して効果があるとされることは
自分で飼ってもいない猫が、夜な夜なやってきてフンをする
あるいは、白昼堂々とやってきて、車に乗って傷をつけたり、おしっこをかけてマーキングする。
本当に腹立たしいのですが、かといって、猫を虐待する行為は、人として許されないことです。
そこで、出来るだけ穏便に、でも、確実に ニャンコたちにすごすご帰っていただくためにやってみたらよかった工夫を載せたいと思います。
まだ試したことがない対策があればぜひお試しください。
白昼堂々と、あるいは、夜な夜なやって来るワル猫たちに効果があれば幸いです
とげとげで撃退作戦!
市販のとげとげシート、あるいは、とげとげの植物を活用する方法です。
とげとげの植物の上を歩いたり、掘り返そうとすると痛いためか、効果があります。
とげとげシートとは、このような形状のものです。
100均でも販売されているので試してみましたが、サイズが短くて軽いです。
すると、風などで ずれてしまいますし
猫は土を掘り返して糞をする習慣があるため、ただ置くだけでは、ずらして糞をされるだけで効果はありませんでした。
とげとげは敷くだけではダメで、動かないよう、しっかりとピンなどで固定して 初めて効果が出ます。
100均のような安いものはお財布にはうれしいですが、短いとげとげをいくつも固定するのは大変なので、とげとげを買うのでしたら、上のようにある程度の長さがあるタイプを固定しながら使うか
ロールタイプをカットしながら利用すると便利ですよ。
とげとげを置いておくと、その上やすぐ間近な場所では、ウンチをしなくなる効果はありました。
また、植物のとげとげも有効でした。
猫の侵入口に、葉っぱや枝にとげがあるカラタチ、ヒイラギ、ピラカンサ、バラのような樹木を塀代わりに植えたり
それらの枝やはっぱを、通り道に敷き詰めたりすることも有効です。
我が家では、選定したバラの枝を芝生に敷いていました。
においで撃退作戦
猫が嫌うにおいで撃退する方法もあります。
有効とされているのは、コーヒーかすや木酢液、ナフタリン、ニンニク、唐辛子、市販の忌避剤などです。
ただ、唐辛子の粉は、猫を傷つけますし、ナフタリンはお庭の植物や昆虫、芝に悪影響を与えることもあるだけでなく
化学薬品を使う場合は、化学物質過敏症などの健康被害の誘因となる可能性もあることを頭の隅においてくださいね。
そこで、幼いお子さんがいるご家庭で忌避剤を使うなら、どんな成分なのかは調べておかれるといいと思います。
例えば猫は、柑橘系のにおいが嫌いですので、人体に無害な猫撃退法の例として、食べたミカンの皮をまくことも有効でした。
コーヒーかすも、確かに有効でした。
ドリップコーヒーのかすを捨てずに集めて置き、よく猫が来るところに撒いていました。
残念ながら、たくさんはたまらないので、においが切れると、猫がやってきてフンをします。
そこで、より手軽で効果を感じたのは、市販の木酢液をまく方法です。
特に、木酢液は、昔から農業では生育育成や病害虫の防除に使用されてきた素材なので、撒くことでお庭の植物や芝生を傷めつけることはありません。
それどころか、表示通りに希釈して使うことで、土壌改良や植物活性にもなるのでおすすめです
においで猫が寄り付かないだけでなく、フンをした場所を消臭してくれるので、2度3度と同じところにしなくなります。
また、犬や猫だけでなく、虫よけにもなるので、植物を育てている方には一石二鳥の素材と言えると思います。
センサーで撃退作戦
センサー付きの猫よけ機械で撃退する方法もあります
超音波を発する商品やブザーが鳴る商品が、のこのこ遣って来た猫をセンサーで感知して、昼も夜も見張り、追い払ってくれます。
センサー系の製品は、これまでの撃退法に比べると、電池を入れ替えることくらいしか定期的なメンテナンスはなくて手軽です。
ただ、音が出るタイプについては、夜間に猫が活発に行動することを考えると、街中では近所迷惑になりますので気を付けてください。
そこで、今 私が利用しているのは、超音波を利用するタイプの商品です。
超音波は壁を通過しないそうなので、外に置く分には、人体にも無害です。
もちろん、昼だけでなく、夜もセンサーで察知して、きちんと反応しています
これまで何年も猫のフン害に悩まされ、いろいろためすなかで、ずいぶんとメンテナンスに手を煩わされました。
その手間を考えたら、何にも考えなくていいのがいいですね。
庭の美観を損ねず、においのトラブルもない超音波製品はとっても快適です。
ありがたいことに、設置して8か月になりますが、ぴたっと猫フンが止まり、いまだ被害は出ていません。
購入後は、追加で必要なのは電池代くらいで、メンテナンス費も抑えられますが
これらの製品の欠点は、本体が高価なことです。
また、それにもかかわらず、効果があるかどうかは、買ってみないとわからないということです。
良品の他もある中で、バッタものの製品がネットでは混じって売られているので、安いで選ばず、評価もしっかりと確認して買うといいと思います。
目安として、センサー式を購入するなら、返金保証がついた商品を利用するのもおすすめです。
効果的な猫撃退法のまとめ
最後まで読んでいただきありがとうございました。
長年試してみて効果を感じた猫のフン害防止や猫の撃退法についていろいろ載せてみました。
私自身も猫を飼っていて、猫は大好きなのですが、我が家の庭にフンをするワル猫は別です。
書いた中で、まだ試したことがない、良さそうな方法がみつかれば幸いです。
最後に、それぞれの撃退法のメリットとデメリットを改めてまとめてみました
メリット
・とげとげするものを庭に敷いたり、撒いたり、とげとげする植物で庭を覆うのは効果があります。
・効果が比較的長く、月単位で効果が持続します。
デメリット
・定期的にメンテナンスをして、とげとげが正しく敷かれていないと被害にあいます。また、とげとげの交換に手間を取られます。
・とげ対策を施した場所は、人間も使えない場所になってしまいます。
・3つの中で一番手間がかかる方法です。
メリット
・においも猫の撃退には効果的でした。
・かんきつ系の香りや木酢液などが、人体や生態系への悪影響がなくて特に効果的でおすすめです。
デメリット
・効果が短いのが一番のネックです。雨が降ると特に短期間に効果が薄れるので、週単位、月単位での塗布が必要です。
・単価そのものは安くても、何度も購入する商品になるので、年々経費がかさみます。
・薬品を使う場合、においが不愉快であったり、庭の植物や人体に影響が出る薬品もあるので、素材選びには配慮が必要です
メリット
・3つの中で一番 準備に手間がかからず、メンテナンスが不要な撃退法です。
・庭の景観を守ると共に、においなどの不愉快な刺激がなく、一度設置したら費用は電池代のみです。
デメリット
・3つの中で一番高額です。返金保証が付いた製品を買うことでリスクが下げられます。
・使ってみないと効果がわかりにくい製品です。安さで決めず、良品を選ぶことが大切です。
猫はかわいいし大好きですが、フンをしに来る悪い猫は撃退しなければストレスがたまります。
猫を傷つけない方法、かつ、効果的に撃退するために、経験から得たことを書きました。
参考になる部分があれば幸いです。
使っている商品【番人くん】です。返金保証もついているので、安心して利用できました。