ボンドも使わないし、カットも不要で、大変お手軽なDYIで完成するエコカラットですが
実は、より時短で取り付け出来たり、細部を美しく仕上げるために知っておくとよいポイントがありました。
実際に施工してみて、失敗しないために、ここが大切なんだと気が付いた点を今回はご紹介したいと思います。
今回はマスキングテープの上手な使い方編です。
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ポイント1:マスキングテープは必須です
エコカラットセルフは、基本的にはタッカー(大型のホチキスのような工具です)さえあれば取り付けができる商品です。
タッカー本体をお持ちでない場合も、ホームセンターなどで800円も出せば購入できます。
他にも巻き尺や水平器のような道具があれば、よりよいのですが、使い慣れていない道具だと、うまく使えない方もいると思います
そこで、タッカーの他にもう一つ用意してほしい他の一つが、マスキングテープです。
こちら、100円程度で買えるテープで、貼ってはがしてを繰り返せるテープだから、タイル全体の大きさを正しく確認するためにとっても便利なんですよ。
その使い方は、3つです
・その1 完成したサイズ感や取り付け位置を確認するため
・その2 設置の枠を正確に壁に印づけるため
・その3 下地打ちとタイル取り付け時の目安線になります
マスキングテープで取り付け位置を検討する
エコカラットセルフは、90×90cm、または、120×60cmで、通常の絵画よりもかなり大きい迫力のあるデザインです。
そのため、取り付けのイメージが頭の中で考えているだけではわかりにくいのではないかと思います。
そこで、だいたいのサイズを測って、マスキングテープで印をつけ、完成時のイメージと取り付け場所を確認してから作業に取り掛かるとよいですよ。
写真のように四隅に貼ってもわかるけど、額縁のように全体にテーピングすると、より分かりやすいです
気に入らなければ、何度でも張り替えられて壁に後が残らないので、じっくりここで検討することで仕上がりが良くなります。
マスキングテープで、取り付け位置を確定する
マスキングテープのもう一つの使い方が、取り付け位置の確定です。
エコカラットセルフは、取り付け位置は正確に計らないと、サイズが大きいだけに、ミリ単位でずれが簡単に起こってしまいます。
そこで、巻き尺や定規などで上下左右から計ったら、正確な位置をマスキングテープで貼るのをお勧めします。
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鉛筆でいきなり壁に書くのもありなのですが、計り間違えていると何本も線を引くことになって、正しい線があいまいになったり
完成した時に鉛筆の線がエコカラットからはみ出していたらみっともないので、
まずは四隅の位置が決まったら、マスキングテープで四角く枠を貼りつけ、
・正確に測れているか
・水平になっているか
をしっかり確認してから、次のステップに進んでくださいね。
マスキングテープは、下地とタイル取り付け時の目安に
マスキングテープで取り付ける位置を決定したら、下地をタッカーで張り付け、その後タイルをその上に載せて完成です。
マスキングテープの内側の線の枠の中に納まるよう、いつも意識して作業をすることで、下地を正しい位置に取り付ける事が出来ます。
最後のエコカラットタイルは、すきまを開けずに貼り付けてゆくのですが、下地よりタイルの方が大きいため、
マスキングテープの位置がタイルを設置する位置になります。
必ずしも1mmも狂うことなくピタリとも正確に作業するのは、はっきり言って難しいと思います。
DYIは得意な私ですが、サイズが大きいだけにミリ単位で狂いが出ました。
でも、テープからどの程度はみ出しているかを確認しながらタイルを張ってゆくと、微調整がしやすいので、ズレを上手に逃がすことも可能です。
エコカラットタイルは壁から少し浮いていますので、最後にテープをきれいにはがせば、完成です。
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エコカラットセルフは、調湿と吸臭の機能もある壁用のデザインタイルです。たくさんの種類があるんですよ。こちらが公式ページです 【LIXIL公式】-エコカラットセルフ-.